庄子信弘は単騎戦 自在脚駆使して決勝進出もくろむ

 「ミッドナイト競輪・ペプシコーラカップ・F2」(9日、玉野)

 チャレンジ降格から奮起したようだ。庄子信弘(38)=宮城・84期・A2=は今年1月にA級3班に降格。だが、そこからスピードが逆に増してきた。2016年(A級2班)は5勝(81走)しかできなかったが、今年1~6月は32勝(43走)。1着率は73・3%と驚異的な数字をたたき出した。優勝も9回(14場所。レインボーファイナルを除く)。3場所連続の完全優勝はならなかったが、6月24日に富山G3のレインボーカップチャレンジファイナルで2着。翌25日付でA級2班に返り咲いた。

 A級2班復帰1場所目となる今回。初日から1着をもぎ取った。4Rは前を任せた菅原洋輔(岩手)が打鐘から先行。最終3角から番手まくりを敢行し、別線を制圧した。準決7Rは単騎戦を選択。競走得点102・66の三登誉哲(広島)がいるが、勢いで上回るのは同79・31の庄子。自在脚を駆使して決勝進出をもくろむ。

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