【玉野競輪】前田義和が持ち前の機動力でオープニングレースを快走だ
「スピチャン杯アドバンスルーキー・F2」(4日開幕、玉野)
前田義和(41)=鹿児島・94期・A1=が機動力を駆使して好スタートを切る。
近況はコンスタントに1着を取っており、今回は中2日での参戦。「ケアだけした。疲れは取れました」と状態はキープしている。
しかし、今回はレース形態が異なるケイリンアドバンス。出走する1Rのメンバー表を見ながら「いつもなら相手の動きを想像できるが、今回はちょっとどうなるか」と頭を悩ませる。
前田は2番車。タテ脚のある村上竜馬(広島)が1番車で、巧みに立ち回る野村典嗣(愛媛)が3番車。さらに脚力健在の高谷雅彦(青森)が5番車。実力伯仲の厳しい構成となった。
前田は「内に閉じ込められたらダメなので」とレースを動かして活路を見いだす。先行、まくりの威力では一歩リードする存在。迷いなく仕掛け切ってオープニングを飾る。
