【向日町競輪】小倉竜二が「最近になくいい」と復調ムードでV狙う
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「平安賞・G3」(2日、向日町)
強力な結束を見せる近畿勢に挑むのは徳島-香川の四国ライン。109期期待のホープ・太田竜馬(徳島)を先導役に、番手を回る小倉竜二(41)=徳島・77期・S1=が虎視たんたんと優勝を狙っている。
準決10Rも太田と連係して、小倉は差し切って1着。「(太田は)強かった。今回は思い切りがいい。仕掛けというか、行くべきところが分かっているし、落ち着いている」と後輩を称賛。決勝も「出し惜しみなく行ってくれれば」と全幅の信頼を寄せる。
もちろん、小倉自身も間違いなく好調。前場所の和歌山F1は3連勝で完全V。今回も準決で1着。「恵まれも多いけど、感じとしては、最近にしてはいい方」と自信をのぞかせる。
7月の地元・小松島記念では2次予選で落車して欠場となったが、そこに向けて体を仕上げていた“貯金”が効いている。好調さも味方に、若手の太田をベテランらしくうまく援護し、ゴール前では準決の再現を狙う。