【競輪】天田裕輝がダイヤモンドR快勝

ダイヤモンドレースを制し賞品のダイヤモンドのボードを掲げる天田裕輝=小倉競輪場(撮影・保田叔久)
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 「競輪祭・G1」(21日、小倉)

 初日の特別選抜予選3レースで1~3着だった争われた2日目メーンの12R「ダイヤモンドレース」(優秀)は天田裕輝(30)=群馬・91期・S1=が1着。賞金81万円と副賞のダイヤモンドを手に入れた。

 レースは脇本雄太(福井)と新田祐大(福島)が打鐘前から激しい先行争いを繰り広げる展開。最終ホームで新田-渡辺一成(福島)が出切るが、5番手の位置につけた平原康多(埼玉)がすかさず2角から一気のまくりを放ち、前団を飲み込んだ。平原の後位につけていた天田が直線でとらえて先頭でゴール。2着に平原が粘り、関東コンビでワンツーを決めたが、福島ラインから天田の後位に切り替えた佐藤慎太郎(福島)が3着に入ったため、3連単は3万円超の好配当になった。

 1着の天田は「平原さんの番手を回るのは初めてだけど、勉強になった。全部平原さんがやってくれたけど、最後は差せたし調子は悪くない」と笑顔でレースを振り返った。

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