「朝日杯ＦＳ・Ｇ１」（１８日、阪神）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）両トラックマンが、出走を予定する各馬をＳ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【オオバンブルマイ　Ｂ】デビュー戦が４１４キロ。２戦目は間隔を取ったとはいえ関東遠征。輸送減りを危惧したが８キロ増で重賞を制覇した。今回はその反動がポイントだが、１週前追いで負荷をかけられた点はプラス材料だ。背中は短く、トモ高の体形で前肢は短め。体形からは千二がベストに思えるが、肩の角度が寝気味で柔らかさがあり、ストライドを稼げることが千四をこなせた要因だろう。体をふっくらと見せてトモの丸みも十分。状態は変わらず良好だ。あとはマイル適性だけ。（馬サブロー栗東・吉田順一）

　〈１週前追い切り診断〉栗東ＣＷで６Ｆ８３秒１－３６秒６－１１秒７（Ｇ一杯）。しまい重点の調整ながら、先行した僚馬２頭を直線で一気に抜き去った内容は圧巻だった。前走からさらに調子を上げて本番へと向かうことができそうだ。