「ヴィクトリアマイル・Ｇ１」（１７日・東京）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の竹原伸介（栗東）、佐野裕樹（美浦）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＳ～Ｄ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【プリモシーン　Ａ】パンパンに張った胸前と肩回り。厚みのある腹袋にも無駄が一切なく、ここにきてかなり締めた印象を受ける。腰高の骨格ながら、大きなお尻と立派なトモの筋肉量でカバー。バランスのいい、丸みのあるシルエットに仕上がっている。肌質も抜群で、体調の良さがヒシヒシと伝わってくる。（馬サブロー美浦・佐野裕樹）

　〈１週前追い切り診断〉１０日に美浦坂路で４Ｆ５４秒２－３９秒６－１２秒６（Ｇ強）をマーク。６日にリフレッシュ放牧先の牧場から帰厩したばかりだが、牧場でもきっちり乗り込まれており、仕上がりに関しては不安はない。直前の追い切りで、どこまで負荷をかけてくるか注目したい。