【桜花賞馬体診断】グランアレグリア
「桜花賞・G1」(7日、阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、桜花賞に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【グランアレグリア 評価B】
昨年の朝日杯FS以来の出走。前回の1週前段階では適度にふっくらと映ったが今回は全体的に引き締まっており、細いくらいのつくり。首差しはいかにも牝馬らしくシャープだが、さらに研ぎ澄まされた印象を持つ。日差しの関係で筋肉の立体感が出ている分、張り自体は良く見せているが、明らかにシルエットはこれまでとは変わってきている。見た目に動ける態勢にはあるが、長距離輸送を挟んでのレースだけに、当日の気配はやはり注目だろう。
(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉杉原を背に美浦Wで5F69秒5-39秒7-13秒0(馬なり)。後ろからつつかせてプレッシャーをかけたが、折り合ったまま直線へ。馬体を並べても気負いはなく、最後まで余力を持って一直線に伸びた。順調に調整が進んでいる。