【天皇賞・春馬体診断】シュヴァルグラン

 「天皇賞・春・G1」(29日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、春盾に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【シュヴァルグラン 評価B】

 いかにも休み明けで余裕残しの馬体のつくりをしていた大阪杯(13着)当時に比べると、毛ヅヤが別馬のように良化している。前腕部や下腿(かたい)に血管が浮き出て、皮膚も薄くなってきた印象だ。

 肩や臀部(でんぶ)の筋肉がはっきりとして盛り上がってきたのは休み明けを叩かれた効果で、十分な上積みがある。ただ、絶好調時には毛色が焦げ茶色に見えるこの馬が、まだ赤茶色のままなのは割引材料。状態にはもう1段階上がある。

(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで7F98秒2-37秒6-12秒2(一杯)。僚馬2頭を0秒5、1秒追走して0秒2遅れ、0秒1先着した。遅れは追走した分で心配なく、意欲的に追われた点は評価できる。休み明けを叩かれて毛ヅヤも良化し、気配は着実に上向いている。

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