【有馬記念】キタサンブラック

 「有馬記念・G1」(27日、中山)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、今年最後の大一番の出走予定馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください

 【キタサンブラック=評価C】

 母父サクラバクシンオーの子には結構、脚長&胴長の馬が多い一方で、肩の角度が立っていてストライドが伸びないため、短距離志向が強い。しかし、この馬は父系の血を受け継いだのか、馬体のシルエット通りに大きいストライドで中距離志向だ。

 久々だったセントライト記念(1着)では、攻め気配がひと息ながらも勝利した実績はある。それでも、少し張りを欠いたトモや穏やかな目つきからすれば、間隔を詰めて使う方がいいのかもしれない。舞台的には、菊花賞よりも今回の方が適性は高そうだが、姿形は前走時より見劣る印象だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F83秒7-39秒0-12秒3(馬なり)。12月に入ってからこれで長めの追い切りが5本目で、19日にも同コースで6F82秒1-12秒0ととにかく意欲的。フットワークに躍動感が増して、迫力十分の動きを連発している。ますます快調だ。

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