阿部未侑“山形パワー”でA級目指す
【第11回】阿部未侑(20)=東京・136期=
山形県初の女子レーサーとなった阿部。中学、高校時代はカヌー部で活躍し、高校2、3年の時には全国大会で優勝をした実績の持ち主。
そんな彼女がボートレーサーを目指したのは「カヌーで食べていくのは難しいと思っていたので進学を考えていた時に監督からボートレーサーを勧められました」と恩師からの助言が人生を変えた。「全く知らない世界でしたがそこからは自分も本気になってきて、目がそっちに向いてしまい受験しました。スポーツ推薦だったこともあって1回で合格しました」と一発で難関をクリアしボートレース養成所に入所した。
訓練、生活と非常に厳しい養成所だが「部活も厳しかったし縦社会でしたから」と部活での経験が奏功。それでも「訓練では倒れそうになったこともあったが同期が優しくてみんなで高め合いながら頑張りました」と同じ釜の飯を食べた仲間の支えもあり、レーサーとしてデビュー。
プロのレーサーになって1年が過ぎ「事故はただごとではないし責任ある仕事でレーサーの方が養成所よりきついです」とレーサーの厳しさを痛感したようだ。
そんな彼女の息抜きは「特にないけど家でNetflixを見てたり、あとは月に1回は山形に帰って、めいっ子や母に会ってます。家族が大好きなので山形でパワーをもらってまた仕事を頑張ろうってなってます」。
目標は「まずは水神祭。そしてA級になって長く活躍したい。全国ボートレース甲子園にも出たいし先輩には『早く上がってこい』って言われてます」と上を目指している。目標に向かい突き進む彼女を応援していきたい。
