喜多那由夏、新婚パワーで飛躍誓う

 【第37回】喜多那由夏(32)=静岡・93期=

 10月のまるがめ出場後に一般男性との婚姻届を提出した喜多。「1年近く一緒に住んでいたので、まだ結婚した実感はないですね。ただ幸せボケで、弱くなったと言われないようにしないと…」と気合を入れ直す。

 そんな幸せいっぱいの喜多の得意な水面は地元の浜名湖と、意外にも難しいと言われている江戸川だと言う。「浜名湖は練習してますからね。走り方が分かっているのが大きいです。江戸川は水の流れがあるのがいい。何が起こるか分からないので道中が楽しい」と笑みがこぼれる。

 攻めるレースが好きなだけに、握ることが多い3コースが得意。「今期は早くもFしてしまったけど、3コースなら一発を狙って行きます」と自信を持っていた。

 今後の目標は年末の大一番・クイーンズクライマックスなど大舞台での活躍。「2年前に同支部の三浦永理さんが優勝した時は、支部みんなで本当に盛り上がった。今度は私がそういう立場になってみたいです」と奮起の表情。結婚して一皮むけそうな喜多に今後は注目したい。

  ◇  ◇

Q1 好きなレース場 好きなコース

A 地元の浜名湖と江戸川ですね。得意なコースは3コース。

Q2 レーススタイル セールスポイント

A S行って攻めるレース。4、5コースならまくり差しで一発を狙います。

Q3 舟券の買い時

A やっぱり出ているときですね。Sが決まっているときはさらに自信があります。

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