【児島G1】河合佑樹がイン逃げで優出一番乗りを決めた
「児島キングカップ・G1」(8日、児島)
河合佑樹(37)=静岡・102期・A1=が、インからコンマ04のトップSを決めて授乳勝戦10Rを圧逃。優出一番乗りを決めた。ここぞに見せた0台のS。「Sは頑張って行っている。速いと思えば落とすし、まあ勘通りには行けているかな」とさすがの集中力を見せた。
予選3位で準優1号艇を勝ち取ったが「足はいいとは言えないですね。全部が普通。優出した手応えはない」と今節は成績ほどの感触ではない。「流れと展開ですね」と謙遜するが、運も実力のうち。ボートレースにとって、流れは仕上がりの次に大切だ。
優勝戦に向けては「足はこれ以上は臨めないが、操縦性は良くできそう。初日、2日目の操縦性はかなり良かった。その操縦性が来れば、優勝戦でも戦える」とキッパリ言い切った。「今節はほとんど調整はやっていない。時間はたっぷりあるし、はまる余地はある。そこを目指してやる」と最善を尽くして、2022年1月の尼崎周年以来、2回目となるG1優勝を決める。