【ボート】宮島PG1 白井英治が3コース差しで初の名人位獲得 賞金ランクは2位で浮上

ファーストサマーウイカ(左)から花束を贈呈され、記念撮影に臨む白井英治
優勝し、ガッツポーズで喜ぶ白井英治
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 「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(26日、宮島)

 雨の中で争われた優勝戦は、3号艇の白井英治(49)=山口・80期・A1=が3コースカドからコンマ02のS。差して混戦を抜け出し念願のタイトルを勝ち取った。マスターズチャンピオンは初、G1は前節の桐生周年に続く2節連続15回目の優勝。2着は杉山正樹(愛知)、3着に石渡鉄兵(東京)が続いた。1号艇で人気を集めた瓜生正義(福岡)は4着に終わった。

 降りしきる雨の中、スタンドを埋め尽くした大観衆が酔いしれた。優勝戦では、3号艇の白井がカドに引いた瞬間に、ウォ~という地鳴りのような大歓声。3カドからダッシュをつけ、スタートラインを通過した白井のSはコンマ02。1周1Mは石渡と白井が差してバックでは並走となったが、2Mを先行した白井が先頭に躍り出てそのまま押し切った。

 準優勝戦では、予選1位の池田浩二(愛知)を3カド戦で撃破。自らの手でドラマのラストシーンを変えた。「これが白井英治の集大成だと思って走った。雨が降り、起こしが少し鈍い。3カドで行くと決めるのに少し時間は必要だったが、3カドを選択したからには覚悟を持って行く。それが達成できた」と充実感に満ちあふれていた。

 マスターズは偉大なる師匠・今村豊氏が完全Vを含め3度制覇。「僕が優勝して驚いているんじゃないかな。僕がデビューした頃から稼いでいた西島義則さん、松井繁さんら憧れの存在と戦い、優勝できたことは夢のよう。マスターズは一番取りたいタイトル。率直にうれしい」とグランプリを含めSG4冠の白井が心から喜びをかみしめた。

 前走の桐生周年に続くG1連続Vで賞金ランクは2位へと浮上。「グランプリを取って、そこへの意気込みが薄れた時期もあったが、少しずつ気持ちは戻ってきた。ターンのキレも戻ってペラもいい方向性。これからも自信を持って行ける」と新たな称号を手に、SG戦線を見据えた。

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