大野拓弥「かけがえのない経験」 フランス遠征を糧にいよいよ復帰
6月から約3カ月間のフランス遠征を終えた大野拓弥騎手(35)=美浦・フリー=が、今週の新潟競馬で復帰。1日の美浦トレセンで「水曜の朝に帰国しました。時差ボケはありますが、今はスッキリしています」と元気な姿を見せた。
21年夏から準備していたという初の海外遠征。「向こうではトラブル続き。本当にキツかったなぁ」と苦笑いを浮かべながら振り返る。「いろいろなシステムが日本と違うし、言葉も通じなくてコミュニケーションを取るのにもひと苦労。修行みたいでした」。慣れない異国での生活に四苦八苦しながらも、6月12日にフランス競馬初騎乗V。フランスのオークスにあたるG1・ディアヌ賞にも参戦して5着に健闘した。
現地の調教では最初の馬装から自ら行った。ドイツにも遠征して計13カ所の競馬場で騎乗、通算26戦2勝だったが得たものは大きかった。「お金は結構かかったけど、かけがえのない経験ができました」と日焼けした顔できっぱり。帰ってきた大野の手綱さばきから目が離せない。(デイリースポーツ・刀根善郎)
