【モーリスドゲスト賞】日本のキングエルメスは11着

 「モーリスドゲスト賞・仏G1」(7日、ドーヴィル)

 直線芝1300メートルで争われる伝統の一戦。98年シーキングザパール以来の日本調教馬Vを目指したキングエルメスだったが、14頭立ての11着に終わった。

 坂井を背に、果敢にハナを切って快調に飛ばしたものの、1000メートル過ぎに失速。最後は馬群にのみ込まれた。矢作師は「(坂井が)追って反応はあったと言っていたが、正直、このクラスでは力が足りないのかも。馬の状態が良かっただけに、そこのところを認めないといけない」と振り返り、「遠征で馬が成長しているのを感じているので、日本に帰ってからそれを生かさないと」と前を向いた。

 勝ったのは英国の5歳牝馬ハイフィールドプリンセスだった。なお、14日のジャックルマロワ賞(ドーヴィル)には、矢作厩舎のバスラットレオンがスタンバイしている。

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