「デイリースポーツ杯」（１９日、大村）

　ボートレース界のスーパースター・峰竜太（３６）＝佐賀・９５期・Ａ１＝は、４日目６Ｒで４コースから差して１着。１号艇で迎えた１０Ｒは持ち味の高速モンキーで圧勝劇を演じた。引き上げてくると「１５００勝までマジック２ですね」と笑顔を見せた。

　今節は低調機が相棒だが、さすがは調整巧者だけあって舟足は着実に上向かせている。「伸びに寄せているので、足合わせでもそこの部分は負けない。それにウイリーができる展開なら、ターンしてからもしっかり進んでくれる」と手応えは悪くない。

　５日目は５、１０Ｒに登場。５Ｒは５号艇になるが、新人が４号艇にいるのでお笑い芸人の千鳥の大悟が広めた“４カドの峰”になる。そして１０Ｒの準優勝戦は最も得意なイン戦。「深川真二（佐賀）さん、原田幸哉（長崎）さんはいいエンジンなので、優勝戦まで引っ張ると１５００勝は厳しい。５日目２走で達成できるように精いっぱいのことをする」と、メモリアル達成へ気合の走りを展開することを約束した。