福永祐一騎手 栗東トレセンで騎乗「普通に乗れている」2月5日レース復帰

 昨年、12月12日に行われた香港スプリントで4頭が落馬するアクシデントに巻き込まれ、左鎖骨骨折と診断され、戦列を離れていた福永祐一(45)=栗東・フリー=が27日、栗東トレセンで調教に騎乗し、感触を確かめた。

 開口一番、「大丈夫と思っていたけど、やっぱり大丈夫だった」と笑顔。坂路でリノユニヴァース(牡4歳、栗東・友道)、CWでジェラルディーナ(牝4歳、栗東・斉藤崇)と2頭にまたがり、「抑えるとかの乗る動きは心配はしていなかった。乗る時、ムチを使う時ぐらいかなと思っていた。1カ月ぐらいしか開いていないし、普通に乗れている」と大きくうなずいた。

 予定していたよりも約2週間早い復帰となり、「主治医からは“今週から(レースに)いける”と言われたぐらい」と説明するほどの回復力。レースは来週の2月5日の中京から騎乗し、きさらぎ賞(6日・中京)はエアアネモイ(牡3歳、栗東・池添学)とコンビを組む。

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