【東京2歳優駿牝馬】村神様は4戦4勝のロマンスロードをゲキ推し 2歳女王の座に向け激走だ
「東京2歳優駿牝馬」(31日、大井)
4戦4勝の快速馬◎ロマンスロードが、無敗のまま2歳女王の座へ突っ走る。
2秒6差で圧倒したデビュー戦から、きれいに4つの白星を並べてきた。その全てが逃げ切り勝ちだ。まだ一線級との対戦がなく未知の部分は大きいが、負けていないということは、それだけ可能性も大きいということ。一戦ごとに距離を延長しているが、それに上手に対応しているように、センスの良さも感じさせている。
今回と同舞台、初のマイル戦だった前走は14頭立ての13番枠。それでも他馬とのスピードの違いは歴然で、ダッシュ良く飛び出すと難なく主導権。終始2着馬にマークされたものの、直線入り口ではこれをいったん引きつけてから、突き放す味のある内容だった。
馬場状態の違いもあって単純には比較できないが、最後は手綱を抑えてマークした勝ちタイム1分43秒4は、近3年では18年アークヴィグラス(良)に0秒6、19年レイチェルウーズ(稍重)に0秒1勝り、昨年の覇者ケラススヴィア(良)に0秒3迫る優秀なモノで、十分に重賞レベルにあることが分かる。ちなみに今年のローレル賞(川崎、スティールルージュ、不良)は1分44秒5だった。
今年もホッカイドウ競馬出身や所属の強豪がそろったが、決して引けは取っていない。距離も2度目なら、地の利も生かして再度突っ走るだけだ。単勝(5)。





