【ボート】児島SG 前本泰和にSG2回目のVチャンスが転がり込む
「グランドチャンピオン・SG」(26日、児島)
舟足は節イチと呼び声高い前本泰和(49)=広島・70期・A1=が、準優11Rで大仕事をやってのけた。2コースからコンマ03の超速Sを決めると、インの峰竜太(佐賀)の動向を見極めて1Mは差し勝負。回ってから一気に加速して圧勝劇を演じた。「朝からペラ調整をして、今節で一番乗りやすい状態になっていた」と仕上がりは良好だ。
10Rで高野哲史(兵庫)が5着、12Rの白井英治(山口)が2着といずれも1号艇勢が負けたことで、優勝戦の1号艇が転がり込んできた。「乗り心地はもう少し欲しいので、また一日かけてペラ調整をしたい。行き足はいいので、準優同様にいいSを行きます」と奮闘を宣言。
広島支部が誇るペラ調整巧者が不安を解消して、13年12月のグランプリシリーズ以来となる通算2回目のSGを飾る。
ちなみに27日12R・優勝戦のメンバーは次の通り。
1、前本泰和(広島)
2、菊地孝平(静岡)
3、湯川浩司(大阪)
4、白井英治(山口)
5、峰 竜太(佐賀)
6、松井 繁(大阪)