【ボート】平和島グランプリ直前コラム2

 「グランプリ・SG」(15日開幕、平和島)

 グランプリ前哨戦という位置づけになった10月の平和島周年。優勝を手にしたのは瓜生正義だった。

 予選5位から準優を2着で勝ち上がると、優勝戦はトップSで4コースまくり。3カドに引いた山口剛よりも先に仕掛け切ってVゴールを決めた。「奇跡が起きた」と興奮気味に喜んだが、「いい状態だった」ときっちりエンジンも仕上げていた。

 結果だけでなく、調整面の予習ができたことも大きい。10月上旬の開催だったが、5日目から気温が低下。「急激に冬みたいになった。いい収穫になった」と年末をイメージできる条件が整い、理想的なリハーサルを終えている。

 また、前節の福岡周年では優出5着。V獲りには届かなかったが、地元G1で優出のノルマをきっちり果たして好リズムをキープ。今回のグランプリはF休みを29日消化して臨むが、大きな影響はないだろう。

 賞金ランク8位で出場権を得たため、初日11Rは1号艇のアドバンテージがある。平和島は13年のダービーでSG戴冠の実績もある水面だ。16年の住之江開催以来となる2回目のグランプリ制覇を狙う戦い。まずはトライアル2ndへの関門を突破し、再び黄金のヘルメットを目指す。

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