【マイルCS】グランアレグリア、G1・4Vへ視界良好 ルメール希望通りの内寄り枠

 「マイルCS・G1」(22日、阪神)

 安田記念、スプリンターズSとG1・2連勝中のグランアレグリアは2枠4番からのスタートとなった。藤沢和師は「どんな競馬にも対応できるタイプだし、あまり枠順にこだわる馬でもない。当日落ち着きがあり、うまく流れに乗って競馬ができればいいね」と笑顔で話した。

 ルメールは内寄りを希望しており、その通りの枠番に。パートナーについても「かなり大人になりました。今年の2戦はパーフェクト」と成長ぶりを感じ取っていた。

 20日は美浦坂路で1本目に4F60秒9-15秒1、2本目は4F59秒5-13秒9で駆け上がり、素軽いフットワークを披露。順調ぶりをアピールした。

 阪神は桜花賞、阪神Cを制した舞台。指揮官は「実績からコースは合っている。馬体は前走と同じぐらいで出走できそう。距離延長も問題はないよ」と不安な様子は全くない。G1・4勝目、史上8頭目の同一年春秋マイルG1制覇へ、視界は良好だ。

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