伊藤正徳・元調教師が死去

 伊藤正徳・元調教師
1977年のダービーを制したラッキールーラの馬上で手を上げる伊藤正徳騎手と尾形藤吉師(右から2人目)
第44回(1977年)ラッキールーラで伊藤正徳が親子2代のダービージョッキーに
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 JRA(日本中央競馬会)の伊藤正徳・元調教師が病気のため20日に死去した。享年71。父は1936年にトクマサでダービーを制した伊藤正四郎・元調教師。68年に尾形藤吉厩舎所属で騎手デビュー。岡部幸雄、柴田政人、福永洋一らと同期で花の15期生と呼ばれた。77年には9番人気のラッキールーラでダービーを勝ち、父子2代のダービージョッキーと話題になった。

 87年に騎手を引退し、調教師に転身。厩舎を開業してからは99年安田記念&マイルCSを勝ったエアジハードやローエングリンなどを輩出し、JRA通算518勝を挙げ、19年2月に定年で調教師を引退した。今年に入り体調を崩し、入退院を繰り返していた。

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