【ボート】峰竜太が芦屋周年“4連覇” 会心イン逃げで12回目のG1制覇

 「全日本王座決定戦・G1」(15日、芦屋)

 1号艇の峰竜太(35)=佐賀・95期・A1=がインから逃げ切り、12度目のG1優勝を飾った。通算では71回目の優勝。2着は前田将太(福岡)、3着は菊地孝平(静岡)が入った。2号艇の石橋道友(長崎)はF(フライング)。6日間の総売上額は約57億5700万円で、目標額(45億円)を大きく上回った。

 終わってみれば完勝だった。圧倒的な強さでシリーズをリードしてきた峰が「展示でタッチの景色を見ていたからギリギリ残っていると思った」とコンマ02のSで1Mを先制。「S後は差しでもツケマイでも完封するつもりだった」と、F艇も寄せ付けない完璧な逃げで王道Vを決めた。

 これで大会3連覇を果たした64~66周年に続く、4度目の当地周年制覇。昨年の67周年は不参加だったため、出場4大会連続Vの偉業を達成。「正直、重圧だったが、芦屋は本当に相性がいい。これで5連覇を目指せますね」と、さらに記録を伸ばす心づもりだ。

 「僕は今がピーク。こいつには勝てないって思わせたい。とにかく数多くのタイトルを取りたい」。次節のオールスターは峰にとって今年のSG開幕戦。最強レーサーの強さを、もうひとつ上の舞台で証明する。

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