【東海S展望】インティが断然の主役

 「東海S・G2」(26日、京都)

 フェブラリーS連覇を狙ってインティが始動する。前走のチャンピオンズCはハナを奪って押し切りを図ったが、ゴール前で上位2頭の決め手に屈して3着。それでも、みやこS15着から一変した走りを披露し、改めてG1馬の力を誇示した。断然の主役だ。

 チャンピオンズCで7着に善戦したヴェンジェンス。先行、好位勢が上位を占める中、4角11番手から差を詰め、勝ち馬から0秒7差なら胸を張れる内容だ。以前はもまれ弱く、掛かる気性が出世を妨げたが、陣営がじっくり育ててきたことが奏功。みやこSで重賞初Vを飾り、ここにきて本格化。G1馬撃破で本番へ勢いをつける。

 武蔵野Sは11着と大敗したエアアルマス。もともと、砂をかぶるとやめてしまう面があったが、内めの枠を引いたことで、もろに砂をかぶる形となり、弱点を露呈した。ただ、ダートに転じて3連勝と高い砂適性を示しており、あの一戦だけで見限るのは早計。外からすんなり運べる形なら、反撃も十分だ。

 昨年の3着馬スマハマや、8歳でも元気いっぱいのアングライフェン、堅実なアナザートゥルースも争覇圏内だ。

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