【天皇賞展望】平成最後のG1はフィエールマンが主役

 「天皇賞(春)・G1」(28日、京都)

 平成最後のG1。出走馬唯一のG1馬フィエールマンが主役を務める。わずか4戦のキャリアで菊花賞を制した実力馬。今季初戦のAJCCこそ2着に敗れたが、その後は福島県のノーザンファーム天栄で英気を養い、春の盾へ向けて順調に乗り込まれてきた。1週前追い切りを見守った手塚師は「良かったですよ。最後は末脚を伸ばしていい感じ。申し分ない過程できている」と納得の表情。最少キャリア6戦目でのV記録更新なるか、注目が集まる。

 エタリオウは昨年の菊花賞でフィエールマンから鼻差の2着。詰めの甘さがネックだが、実力はほぼ互角と見ていい。1週前追い切りに騎乗したM・デムーロは「一生懸命走っていたし、状態はいい」と出来に太鼓判を押す。“最強の1勝馬”が盾の舞台で初タイトルを狙う。

 昨年の菊花賞3着馬ユーキャンスマイルは前走のダイヤモンドSで重賞初制覇。スタミナ勝負は望むところ。勢いに乗ってVを狙う。また、日経新春杯を制したグローリーヴェイズ、日経賞を逃げ切ったメイショウテッコンも、強い4歳世代の一角。ほかにも、昨年3着の雪辱に燃えるクリンチャー、阪神大賞典で2着に善戦したカフジプリンスなど、伏兵陣も虎視たんたん。

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