【地方競馬】ステッペンウルフが京浜盃V 直線で早めに抜け出し重賞初制覇

 「京浜盃・S2」(20日、大井)

 開催3日目の11Rで行われ、3番人気のステッペンウルフが重賞初制覇を果たした。直線で早めに抜け出すと、後続の猛追をしのいだ。2番人気のウィンターフェルが2分の1馬身差の2着に粘り、12番人気のホワイトヘッドが3着に追い込んだ。1番人気のヒカリオーソは道中での鼻出血で大差の最下位に敗れた。なお、1~3着馬は「第64回羽田盃・S1」(4月24日・大井)の優先出走権を獲得した。

 レースはレベルフォーがハナヘ。ヒカリオーソ、ウィンターフェルの人気馬は好位を追走。ステッペンウルフは5番手で脚をためた。「前に有力馬がいたので、それを見ながら4コーナーまで進みました。思ったようなレース展開になりました」と御神本訓。直線で馬群を割るように抜け出すと、鞍上のアクションに応えて、そのまま押し切った。

 クラシック本番を目前に控えて、上昇曲線を描いている。佐藤賢師は「馬の状態は良かった。勝ち負けできるんじゃないかと思っていた」としてやったりの表情。羽田盃に向けて「フロックではないところを見せたい。きっちり仕上げていきたい」と意気込みを新たにした。

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