【フェブラリーS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「フェブラリーS・G1」(17日、東京)

 フェブラリーSが行われる17日、東京競馬場のある東京都府中市の天気予報は晴れ。雨の心配はなく、良馬場決戦が濃厚だ。土曜朝の時点でダートのゴール前における含水率は3・4%(4角は4・5%)と、パサパサの状況に拍車がかかっている。同舞台で行われた土曜8R・4歳以上500万下は1分39秒2で決着。だいぶ時計を要している。これを踏まえれば、今年のVタイムは1分36秒台前半と予想する。

 乾いた馬場に実績があるのはコパノキッキング。前走の根岸S勝利時も、ゴール前の含水率2・5%(レース前日朝に計測)と、相当パサパサの状況だった。これまで唯一、馬券圏外になった昨年9月の大スポ杯(4着)が重馬場だったことから考えても、脚抜きのいい馬場より乾いた砂質の方が向いていると考えて良さそうだ。

 藤田菜七子のG1初騎乗。ただでさえ注目度は高いが、決して話題性だけではなく人気に伴った実力を持っている。直線豪快に差し切るシーンに場内は大いに沸くだろう。

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