【エルフィンS】グレイスアン意欲の遠征 クラシックに向け賞金加算が最低条件
「エルフィンS」(2月2日、京都)
目指すは“勝利”のみ。クラシックへの参戦権を狙い、唯一の関東馬グレイスアンが意欲の遠征だ。
デビュー戦V後に挑んだフェアリーSで小差3着。一気の相手強化にも自分のリズムで運び、追い込み決着のなかを先行して見せ場をつくった。次戦で連闘策を敢行するプランもあったが、斎藤誠師は「勝てる選択をしたい。万全を期して」と中2週のここをターゲットに定めた。
中間も緩めることなく乗り込んで来た。30日の最終追いも、美浦Wで4F53秒9-39秒6-13秒5でまとめた。新たにコンビを組むのは、ミツバで川崎記念を制したばかりの勢いに乗る和田。指揮官は「前々で競馬をするジョッキーだからピッタリですね。前に行けて脚を使えるタイプだし、東京より京都の方が合う。状態もいい」と意欲を示す。
春の大舞台に向けて賞金加算が最低条件となる一戦。「結果を求めています」と言い切った。その自信に揺るぎはない。