「グランプリ・ＳＧ」（１９日開幕、住之江）

　◆男子７位・吉川元浩

　今年の吉川は優勝８回。６月に福岡、７月に地元・尼崎でＧ１を２勝して賞金を上積み。９年ぶりにグランプリの舞台に返り咲いた。「久しぶりなので、うれしい」と胸を躍らせる。トライアル２ｎｄからのシードが得られる６位以内の可能性があったが、１１月のＳＧ・チャレンジカップはＦ休みで賞金を加算できず、７位での出場となった。

　グランプリは３０日のＦ休み明け。「今の流れを考えると、ちょうどいいかな。調整も冬場の方が好きだし、冬の住之江に悪いイメージはない」。万全の態勢で１１年ぶりのグランプリ制覇に挑む。

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　「クイーンズクライマックス・プレミアムＧ１」（２６日開幕、平和島）

　◆女子７位・遠藤エミ

　昨年の覇者・遠藤が今年は賞金ランク７位で出場する。今回の舞台は平和島。「相性がいいんじゃないですか。悪いイメージもない。こういう感じかなというイメージはある」と自信をのぞかせる。

　今年は２月に三国のＧ３・オールレディースで優勝したが、３月に地元・びわこのＧ２・レディースオールスターで準優Ｆ。「自分の中でリズムが壊れた」が、そのままで終わらないのが遠藤だ。「そこから我慢できるようになった」と５月にびわこ、江戸川で連続優勝など今年はＶ５。「もちろん、優勝目指して頑張るだけ」と史上初の連覇に挑む。