【JBCC】ルメール「能力はある」サンライズソアで“確変”継続だ

 「JBCクラシック・Jpn1」(4日、京都)

 今秋の重賞は、これまで以上に外国人ジョッキーが大暴れ。目下4週連続で彼らによるワンツーが決まっているとなれば、今週も当然のことながら目が離せない。巧みな手綱繰りを堪能しよう。

 秋競馬はもはや、この男の独壇場となりつつある。秋華賞(アーモンドアイ)、菊花賞(フィエールマン)、天皇賞・秋(レイデオロ)と目下3週連続でGI制覇。年間でもG1・6勝目と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのルメールから今週も目が離せない。

 メインのJBCクラシックは、サンライズソアとのコンビで参戦。2走前に同舞台である平安Sを勝っており、まさに条件はピッタリと言える。「前走は最後で疲れてしまった。距離が長かったのかもしれません」と前走のシリウスS3着を回顧。「今回のメンバーはレベルが高いけど、能力はある。スタートからいい脚を使えてストライドがパワフル。逃げるときはいい競馬ができているし、前に行った方がいいかもしれません」と理想の形を思い描いていた。

 スプリントにはグレイスフルリープ、レディスクラシックにはクイーンマンボでスタンバイ。まさに確変中の名手が、今週も勢い十分に大仕事をやってのける。

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