東京開催へ向け照準!藤沢和厩舎が猛チャージ開始
東京開催に向けて藤沢和厩舎のエンジンがかかってきた。先週のアーリントンCをタワーオブロンドンで制し、今年初となる重賞制覇を達成。藤沢和師は「しっかり折り合って、しまいはいい脚を使ってくれた。NHKマイルCへ向けていい競馬ができた」とレースぶりを評価した。
タワーオブロンドンを筆頭に、現段階でNHKマイルCにはロックディスタウン、ファストアプローチと3頭がスタンバイ。同レースは99年にシンボリインディで制しており、09年レッドスパーダ2着、13年フラムドグロワール3着と相性が悪くない舞台だけに期待も膨らむ。ちなみに、次週の青葉賞(28日・東京)はオブセッションとゴーフォザサミット、夏木立賞(5月12日・東京)には昨年のダービー馬レイデオロの全弟レイエンダが出走を予定している。
例年、藤沢和厩舎は今週から始まる東京開催に照準を合わせて出走態勢を整える。ここでピックアップした3歳世代だけを見ても、有力馬がズラリとそろっている。先週終了時点で全国リーディングは29位(9勝)に甘んじているが、ここから猛チャージが始まる。(デイリースポーツ・小林正明)