【大阪杯展望】スワーヴリチャードVS池江G1馬3頭 三浦騎乗シュヴァルにも注目

 「大阪杯・G1」(4月1日、中山)

 年度代表馬キタサンブラックが引退し、古馬王道路線は主役不在。昨年、G1に昇格した10F戦に多彩な顔ぶれが集う。

 新王者の座を狙うのが昨年のダービー2着馬スワーヴリチャードだ。昨年末の有馬記念は直線でモタれる面を見せて4着に敗れたが、今年初戦の金鯱賞でVを飾り、好発進を決めた。M・デムーロ騎手も「前で我慢できた。いい勝ち方だった」と納得のレースぶり。左回りに良績が集中しているだけに、右回りへの対応が鍵を握る。

 一昨年のダービー2着馬サトノダイヤモンドは、同年に菊花賞と有馬記念を制覇。ただ、昨年はフランス遠征が不振に終わるなど、物足りない1年だった。注目された始動戦の金鯱賞は3着だったが、上がりはメンバー最速。仕上がり途上だったことを思えば、及第点を与えていい。上積み次第では逆転が見込める。

 同じ池江泰寿厩舎からは昨年の皐月賞馬アルアイン、マイルCS覇者ペルシアンナイトもスタンバイ。前者は京都記念2着も、池江師は「休み明け、重馬場だったから、思った以上に頑張った」と評価。後者も中山記念は5着と期待を裏切ったものの、ひと叩きでの巻き返しが期待される。

 三浦皇成騎手と新コンビを組む昨年のジャパンC覇者シュヴァルグランは、有馬記念で不利を受けて3着。2000メートルは久々だが、目下の充実ぶりならこなしそう。連勝中のダンビュライトやトリオンフ、中山記念を制したウインブライトなど、イキのいい4歳勢も頂点獲りに虎視たんたん。

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