【高松宮記念】レーヌミノルゆったりバッチリ仕上げ 叩き2走目で上積みを期待

 「高松宮記念・G1」(25日、中京)

 スプリント女王の座を狙う16年桜花賞馬レーヌミノルは21日、栗東CWで最終追い切りに臨み、体調の良さを確認した。水分を含んで重さを増したチップを、軽いアクションで弾き飛ばしていく。ゆったりとしたペースでストライドを伸ばし、5F74秒4-42秒7-12秒7でまとめた。

 「先週(同CW6F79秒4)ビッシリやっていますし、間隔も詰まっていますからね。予定通りに来ていますよ」と本田師は話す。重い馬場、中2週のローテを考慮した上で導き出したのがソフトなメニュー。巧みにアジャストして仕上げを進めた。

 前哨戦のオーシャンS(6着)は、雪の影響で帰厩が遅れたことが、微妙に影響したよう。「前走に関しては、やはり久しぶりだったこともあったと思います。もともと叩いて良くなるタイプですからね」と指揮官は上積みを見込む。期待感の膨らむ休み明け2走目。スプリンターとしての才能全開でタイトルをつかみ取る。

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