【南関東競馬】クイーンマンボ2着に8馬身差つける圧勝劇 ルメール「楽勝でした」

 「レディスプレリュード・Jpn2」(5日、大井)

 1番人気のクイーンマンボが4番手追走から直線で抜け出し、2着に8馬身差の圧勝でJBCレディスクラシック制覇へ王手をかけた。2着は追い込んだ2番人気のホワイトフーガ、鼻差の3着に3番人気のアンジュデジールが入った南関東勢では6番人気のララベルが4着に健闘した。

 ダートの新しい女王の誕生を予感させるような圧勝劇だった。6月の関東オークスを勝ち、3歳世代のダート女王になったクイーンマンボが、今度は古馬の実力馬たちを完封。JBCレディスクラシック(11月3日・大井)へ向けて、大きな弾みをつけた。

 レースは好スタートを切ると、サルサディオーネとララベルが先行する流れに乗って絶好の4番手をキープ。抜群の手応えで最終コーナーをクリアすると、前を行く3頭を外から一瞬の間にかわして独走態勢でゴールまで駆け抜けた。

 関東オークスからコンビを組むルメールは勝利インタビューで「けっこう楽勝でしたね」とニッコリ。「いいポジションを取れて、直線ではすごい瞬発力を発揮してくれた。JBCレディスクラシックでは、大きなチャンスがある。すぐにG1を勝てると思う」と次の大舞台へ自信満々。まだまだ大きな成長が見込める3歳馬。次はどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。

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