【ボート】吉田拡郎が波乱レース制してG1V2 1号艇の地元・岡村仁は痛恨F

 「第45回高松宮記念特別競走・G1」(11日、住之江)

 混戦の1周2Mを差して先頭で抜け出した6号艇の吉田拡郎(35)=岡山・90期・A1=が、14年4月大村周年以来、自身2回目となるG1Vを果たした。2着は井口佳典、3着には峰竜太が入った。地元の期待を背負った1号艇の岡村仁は痛恨のフライング(F)となった。

 大波乱の結末だ-。地元で圧倒的な人気を集めた岡村のFで始まったレース。バックで抜け出した井口と峰が2Mで競ったところを吉田が冷静に差した。

 自身2回目となるG1制覇。ただ、事故レースだっただけに「複雑ですね…」と素直には喜べない様子。それでも「高松宮記念という素晴らしいタイトルに名を刻めたのは素直にうれしい」と最後は堂々と胸を張った。

 この勝利で賞金ランクは34位まで浮上。「圏外から山の麓まで来られた。SG・チャレンジカップ(11月21~26日・下関)出場へ向けてモチベーションが上がりました」。久々のG1Vで勢いを増した吉田が、賞金レースに殴り込みをかける。

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