【チャレンジC】キレてるフルーキー
「チャレンジカップ・G3」(12日、阪神)
重賞初制覇を狙うフルーキーが9日、栗東CWで3頭併せを行った。パートナーに選択したのはリベルタス(7歳オープン)とノーザンバローズ(3歳500万下)。4角でノーザンが脱落し、リベルタスとの併せ馬になったが、鞍上が仕掛けるまでもなく、瞬時に反応して5F71秒1-39秒0-12秒4。上々の切れ味だ。
「いい反応。状態に関しては問題はないよ。まだ、追い切りに乗っただけだからタイプはつかみ切れないが、悪くない感じ」とM・デムーロは上々のファーストコンタクトに目を細める。岸本助手も「全体時計は遅かったが、気合が入っていましたね。馬体に硬さがないのがいい」と納得の表情だ。
チャンピオンズCを人気薄のサンビスタでアッと言わせた角居厩舎&M・デムーロ。これまで重賞で惜敗続きのフルーキーだが、名手の“腕”が大きな武器になるのは間違いない。