「小倉日経ＯＰ」（３０日、小倉）

　休み明けの福島テレビオープンで３着。ひと叩きされたマコトブリジャールが上積みをアピールした。

　最終リハは２６日、松山を背に栗東坂路で単走。軽めに終始したが、ラスト１Ｆは１２秒６。軽快なフットワークで締めくくった。「馬場の悪い時間帯でしたが、手応えにはまだ余裕がありました。時計も出ているし、動きも素軽かったです」と鞍上のジャッジも上々。さらに「乗りやすい馬ですからね」と笑顔。それもそのはず。久々のコンビだが、１６００万特別Ｖを含めて〈１０１０〉の好相性だ。

　馬自身もこれまで７～９月は６戦２勝、３着１回の実績があり、小倉コースも問題はない。鮫島師も「前走後も順調な調整ができていますし、長距離輸送も前に比べると良くなりましたから」と前向きに話した。