【マイルCS】トーセンラー連覇へ盤石

 「マイルCS・G1」(23日、京都)

 春に安田記念を制したジャスタウェイはジャパンCへ。絶対的エースが不在のマイル路線だが、狙い済ましてきた淀の1600メートルなら主役の座を譲るわけにはいかない。昨年の覇者トーセンラーが、史上6頭目となる連覇を視界にとらえる。

 昨年は初めてのマイル参戦で、初のG1タイトルを手にした。「連覇を狙えるのはこの馬1頭だけ。昨年は手探りだったが、結果を出してここに向かえるのは大きい」と片桐助手は胸を張る。

 前走の京都大賞典は3着に終わったが、ローテと着順は昨年と同じ。「前走はラストで脚が上がった。今となっては2400メートルは長いのかもしれません。切れ味を生かすならマイルがベスト」。昨年マークした上がり33秒3は堂々のメンバー最速。数字が示すように破壊力は格段に増す。

 1週前は武豊を背に栗東坂路へ。併せ馬で先着を果たした。昨年のこのレースで前人未到のG1レース100勝目を挙げ、同一G1・3連覇(12年はサダムパテックでV)がかかる鞍上は「いい追い切りができた。昨年の今頃と比べても状態は変わりない」と太鼓判を押す。この秋は“重賞未勝利馬”がキーワードだが、今週はG1馬が格の違いを見せる。

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