【プロキオンS】吉村師初挑戦G制覇だ

 「プロキオンS・G3」(8日、中京)

 今年3月に開業した吉村圭司調教師(40)=栗東=は、インオラリオで重賞初挑戦、初Vを狙う。7歳のベテラン馬は、開業月のコーラルSを日本レコードで圧勝。厩舎に初めての特別レース勝ちをプレゼントした。デビュー時から携わる、気心の知れた馬とのコンビで快挙達成に挑む。

 開業して4カ月で5勝をマーク。吉村師は5日、「早いですね、本当にアッという間だった。この仕事をしたいと思い、望んでやっている。忙しいけどうれしいですよ」と充実した日々を振り返る。

 池江厩舎で調教助手、技術調教師として04年の開業時から腕を磨いた。オルフェーヴルの3冠達成など、大舞台も幾度となく経験してきたが「立場が違いますからね。競馬を見ているとまだドキドキします」と笑う姿はとても初々しい。

 心強いパートナーで厩舎の重賞初出走、初勝利の偉業達成を狙う。インオラリオは池江厩舎からの転厩馬。3歳のデビュー当時から7歳となったここまで成長を見守り続けてきた。「若いころはハミをさらっていく癖があって乗りづらかった。教え込んできたことや、年齢的に落ち着いてきたことがいい方に出ている」と指揮官。「驚いた」と話すように、前々走のコーラルSでは日本レコードでV。強いレースぶりに次のステージで戦える手応えはつかんでいる。

 前走の栗東Sは馬場入り後に放馬するアクシデントもあり、6着に敗れた。「こちらのミス。馬の責任ではない。オーナーやファンに申し訳ない」と悔いる。順調な調整を積み、ばん回のチャンスをうかがう。「いい状態です。あとは思いっ切り走らせてあげるだけ」と力を込めた。

 インオラリオの馬名はイタリア語で“時刻通り”の意味を持つ。師の開業に合わせるかのように本格化した7歳馬が、大仕事をやってのける。

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