【5月21日のあんぱん】第38話 届いた報せに「豪は立派だ」と言う人たち 蘭子はいたたまれず

悲しみに暮れる妹の蘭子(河合優実・右)に、のぶ(今田美桜)はかける言葉もなく…
豪ちゃんの戦死の報せに、のぶ(今田美桜)も沈痛な表情
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 今田美桜が主演のNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月曜~土曜8時・土曜は一週間振り返り放送)。5月21日は第38話が放送される。一晩中線香を絶やさない蘭子に、のぶはかける言葉もなく…。

 豪(細田佳央太)の戦死の報せに、悲嘆する朝田家。皆が口々に「豪は立派だ」と言う中、押し黙る蘭子(河合優実)。深夜、線香を絶やさず起きている蘭子に、のぶ(今田美桜)はかける言葉がない。翌日、焼香に来たのぶの生徒が、いつかお国のために立派にご奉公したいと言うと、蘭子はいたたまれず出て行ってしまう。石置き場にたたずみ、豪との思い出がよみがえる蘭子。探しに来たのぶに、蘭子はどこが立派なのかとつぶやき…。

 朝ドラ112作目の「あんぱん」は今年放送100年を迎えたNHKが送る、愛と勇気の物語。「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻・暢がモデルのヒロイン、のぶ役にオーディションで3365名の中から選ばれた今田美桜。後に夫となる嵩(たかし)役を北村匠海が演じる。脚本は、ドラマ「ハケンの品格」、朝ドラ「花子とアン」など多数の実績を持ち、生前のやなせたかしと交流のあった脚本家・中園ミホがフィクションとして描き出す。

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