朴代表監督「人格的教育足りなかった」

 闇カジノ賭博問題で揺れるバドミントン日本代表が18日、東南アジア遠征から羽田空港に帰国し、朴柱奉監督(51)は「人格的教育が足りなかった。すいません」と謝罪した。舛田圭太コーチ(37)も「近年急激に賞金総額が上がっていたが、こうした金額が入るとこうなる、という予測ができなかった」と後悔をにじませた。

 五輪レース終盤に襲ったまさかの不祥事に、空港にはピリピリムードが漂った。遠征の疲れと騒動への動揺からか、選手たちはやや疲れた表情。昨年、桃田とともにスーパーシリーズファイナルでアベック優勝を果たした女子の奥原希望(21)=日本ユニシス=も「ちょっと答えられません」とだけ話し、足早に帰路に就いた。

 リオ五輪代表の可能性が消滅した桃田について、朴監督は「去年1年間は本当に頑張っていた。昔は食べなかった朝ご飯も、最近は栄養士のメニューをしっかり食べていた。集中力も高かった」と、成長を感じていたという。舛田コーチも「1、2年前からは田児から離れていたという印象だった」と話した。

 一方で田児について、朴監督は海外でのカジノ通いを注意していたことを明かし、「遠征中はやめなさい。でないとあなたはバドミントンでトップになれないと話した。結局こういう問題が起きてしまった」と唇をかんだ。

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