自民圧勝、社民・ラサール石井氏「戦前…若者の自民投票に暗澹たる気持ち」、福島党首「正直ショック」
参院選の投開票を受け、社民党の福島瑞穂党首と副党首のラサール石井参院議員が8日午後10時から都内の党本部で会見し、その時点で議席獲得のめどが立っていない厳しい状況について思いを語った。
福島氏は自民党圧勝の情勢について「正直、ショックというか、極めて残念です」と切り出し、今後も継続することが濃厚になった高市政権に対して「憲法改悪も含めて、暴走していくのではないかと危惧しております。人権の問題に関しても、(現政権は)選択的夫婦別姓や同性婚にも否定的です。また、自民党の中で“裏金議員”と言われた人たちが当選していることも大変問題だと思っています。詳しく説明もせず、疑惑も明らかになっていなくて、これでミソギが済んだとは言わせないと思っています」と語った。
石井氏は「分析をみると10代、20代の若者が一番、自民党に入れているということに暗澹(あんたん)とした気持ちでいます。“新しい戦前”と言われるより(もう既に)戦前なのかなと思っていて、なぜ自分たちが血を流すことになる戦争に向かって若者たちが自民党に票を入れるのか理解できません。また、裏金議員、旧統一教会系の議員が当選して、これでミソギが済んだと言っているみたいですが、かなり安いミソギだと思います。まだまだ許してはいけないと思います」と心情を吐露した。
さらに、石井氏は「SNS戦略でも、NHKのグラフで見ると2月2日あたりから自民党だけはね上がるんですが、その日にXでトレンドのところにプロモーションが貼ってあったり、YouTubeが1億回再生されていたりする。これは自然発生的なものなのか、お金を使ったものなのか?大きな政党が潤沢な資金で広告をして…という公職選挙法のグレーゾーン。金にあかして広告を出すという選挙のやり方は今後、是正されていかなければいけない。国民の生活の延長線上にある政治からどんどん乖離(かいり)しているような気がします」と付け加えた。
(よろず~ニュース編集部)
