通勤負担なくて便利でも…「在宅ワークの嫌なところ」とは 時間&自己管理の難しさに専門家がアドバイス

 自宅で仕事をする「在宅ワーク」が広がりを見せる中、自由度が高い一方で、自宅ならではの悩みも少なくない。株式会社R&Gはこのほど、在宅ワーク経験者498人を対象に「在宅ワークの嫌なところに関する意識調査」を実施、結果を公表した。

 在宅ワークをしていて「嫌だな」と感じることを聞いたところ、1位は「集中しにくい(32.1%)」、僅差の2位は「コミュニケーションを取りづらい(30.1%)」だった。3位「オンオフの切り替えが難しい(14.1%)」と答えた人も1割以上を占めた。仕事の効率性を維持するための「環境整備」や「自己管理」に悩む人が多いことが分かる。自宅はオフィスと違い、仕事のために整備された環境ではなく他人の目もないため、「集中しづらい」「オンオフの切り替えが難しい」「ついダラけてしまう」といった状況になりがちだと考えられる。

 在宅ワークをしている場所で最も多かったのは「リビング(53.4%)」で、全体の半数以上を占めた。2位は「寝室(19.5%)」、3位「自室(13.7%)」、4位「書斎(12.9%)」、5位「ダイニング(6.4%)」だった。家族との共有スペースで仕事をしている人が多い傾向で、生活音や話し声が気になり、集中しづらいケースもありそうだ。

 「在宅ワークをする理由」を聞いたところ、1位は「通勤の負担が減る(32.5%)」だった。2位「ワークライフバランスをとりやすい(24.5%)」、3位「自分のペースで働ける(14.3%)」、4位「人間関係のストレスが少ない(9.6%)」と続いた。「時間面の余裕」と「心身の負担軽減」が多く挙がった。

 時間管理に詳しい明治大学客員研究員で税理士・出版コンサル会社社長など9つの仕事を掛け持ちする石川和男氏の話

 「今回の調査で、『集中しにくい』『コミュニケーションが取りづらい』が上位に挙がったのは、在宅ワークが『自由』である一方、自由がゆえに仕事のリズムが崩れやすい傾向にあるからです。対策として、

①仕事時間をタイマーで区切って行う(例:25分仕事・5分休憩を繰り返す)

②『今は仕事中』と紙を貼るなど状況を家族に伝える

③リビングでも衝立などで仕事のスペースを区切る

④やることを全て書き出し『見える化』する

⑤最重要な仕事を1つ選んで午前中に行う

⑥休憩中は意識して水分を補給し、1分歩く

⑦どうしても眠くなったら『15分だけ休む』と決める

など、在宅ワークという『自由』と共存するために、仕事をルール化することが欠かせません」

(よろず~ニュース調査班)

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