「保育園落ちた、日本〇ね」への反省も 山尾志桜里氏、村西監督と2ショ 批判は「腑におちた」
元衆院議員の山尾志桜里氏が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、“全裸監督”として知られる村西とおる氏との2ショットを公開した。同日に配信された、花田紀凱(かずよし)氏が編集長を務めるYouTube「月刊Hanadaチャンネル」で初共演していた。
山尾氏は「花田編集長や村西監督が『保育園落ちた』のくだりを国会で引用した私に腹を立てていた理由、背景、心情を率直に番組で話して下さって、私もじんときた。」とコメントした。
「保育園落ちた日本死ね」は、2016年にSNSに投稿された言葉で、待機児童問題を痛烈に批判したものだった。民進党の衆院議員だった山尾氏は、国会でこのワードを引用して安倍晋三首相(当時)に質問し、問題の解決を迫った。
山尾氏は25日のXで「あのブログを書いた方には何の責任もないし、あれだけのことを言って初めて政治が動き待機児童問題が解決したのは事実。一緒に活動してくれた方々の努力には感謝しかない。」と説明。続けて「だけど他方、戦中戦後の日本を生き抜いて、この国の復興と成長を担い、『本当に日本は頑張った』『大病して日本だからこそ命拾いした』と感謝や誇りを感じている方の中に、あの言葉がどう響いたのかを、今日直接聞いてすごく腑におちた。」と自身への批判に納得したことも伝えた。「媒介者としての私には、もっと色々な方の人生や感性や心情を推し量って物事を動かす術が、もう少し質問を練る努力が、ありえたようにも思った。」と反省もまじえて正直な思いをつづった。
「月刊Hanadaチャンネル」で村西監督は「わたしたちの業界で一番の人気者」と山尾氏が熟女スターであることを強調。一方で、戦中・戦後世代として「歯を食いしばって、今日の豊かさにしてようやく、という時にあの『日本死ね』というね」と山尾氏の国会質問への思いも明かした。過去に余命宣告を受けるほどの大病をしたが、高額医療費制度を使って手術を受けることができて一命を取り留めた経験があり、国に感謝している思いもあるだけに、山尾氏への憤りがあったという。その後、山尾氏の国防の思いなどを知り、支持するようになったと語っていた。
(よろず~ニュース編集部)
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