報道陣が「支持率下げてやる」 自民党広報本部長「非常に残念な発言」特定はせず  高市氏取材直前で

 自民党広報本部長の鈴木貴子衆院議員が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。7日に自民党総裁の高市早苗氏が党本部で取材対応した直前、報道陣の一部が「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」と声を上げた動画がSNSで拡散されていることに触れ「非常に残念な発言」とつづった。

 一部のメディアが高市氏のぶら下がり会見を開始前からネットで生中継した際、開始を待つ報道陣から「裏金と靖国と何かでしょ?」「靖国は譲れません」「イヤホンつけて麻生さんから指示聞いてたりして」「リモコン?」と高市氏を揶揄(やゆ)ような発言をしたことが配信され、SNSで炎上状態となっている。

 鈴木氏は「『支持率下げてやる』『支持率下げる写真しか出さないぞ』というメディア関係者であろう方の声が映像として流れていたことが話題となっています。仮に冗談であったとしても放送の不偏不党、政治的に公平であること、を鑑みると非常に残念な発言です」と苦言を呈した。

 一方で「発言された者/社を特定することもありませんが、今回の事案でその発言をされた方はもとより、周りで聞いていた方、笑っていた方もきっと何か思うところがあるのではないか、と思います」とつづり“犯人捜し”こそ否定した。

 「引き続き信頼回復、党勢拡大に向けて党一丸となって全力を尽くしてまいります」とした鈴木氏は「#支持率上げてやる」「#支持率上げる写真あったら欲しい」とハッシュタグをつけ、報道陣の“失礼発言”に反発していた。

(よろず~ニュース編集部)

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