ホイットニー・ヒューストンさん40周年、貴重な衣装がオークションに出品 南ア公演の黄金ドレスも!
故ホイットニー・ヒューストンさんの貴重な衣装がオークションに出品された。売り上げはチャリティ団体ホイットニー・E・ヒューストン・レガシー財団の運営資金に回される。
ホイットニーさんは2012年に48歳で亡くなった。「ジュリアン・オークションズ」に登場したアイテムの中には、ボブ・マッキーがデザインしたカジノをテーマにしたジャケットや、1994年の南アフリカ公演で使用されたマーク・バウアーのゴールドのドレスとターバンのセットなどが含まれている。
ホイットニーさんの遺産管理人で同財団の会長を務めるパット・ヒューストン氏はこう声明を発表している。「ホイットニーの(デビュー)40周年を記念して本人がステージや大きなイベント、自宅で着用したユニークな一点もののアイテムを集めました」「これらのアイテムが集まったことで、たくさんの思い出が蘇りました。今回のコレクションを世界中のファンの方々と共にプレビューできることを楽しみにしています」
他にも1999年の「マイ・ラヴ・イズ・ユア・ラヴ」ワールドツアーで本人が履いたドルチェ&ガッバーナの靴2足、ヒョウ柄のドレスとお揃いのコート、「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」に出演した際のイエローのドレスも出品.ファッションアイテム以外では「オールウェイズ・ラヴ・ユー」で達成したRIAAマルチ・プラチナ・ディスク、フェイククロコダイルの宝石箱、ノベルティ・スロット・マシーンなどが揃う。
心臓発作とコカインの使用が合わさった浴槽での溺死により死亡したホイットニーさんだが、検死の報告書によると、歯が11本失われ、眉毛の大部分が抜け落ちていたそうだ。
「デイリー・ミラー」紙が入手した同報告書によると、心臓病の症状は非常に重かったようで、60%閉塞されていた動脈もあったという。クライブ・デイヴィス主催のグラミー賞前夜祭の日、事前に風呂に入る事にしたようで、アシスタントには喉の痛みを訴えてもいたという。そのアシスタントが後に、13インチ(約33センチ)の焼けるほど熱いお湯の中に沈むホイットニーさんを発見、関係者らによると、お湯の温度は66度にも及んでいたという。
ちなみに同報告書にはホイットニーさんが背中に重度の火傷を負い、足の皮膚は剥離を起こしていたと記されている。また、左ひじの内側には注射の痕があり、両乳房には豊胸手術の線と傷が残っていたそうだ。そして地毛にはかつらが縫い込まれ、検視官によると、ホイットニーさんの眉毛はまばらだったものの、かつらの下には黒い巻き毛が豊かに生えており、禿げた部分はなかったという。
オークションは8月11日、ロサンゼルス及びオンラインで開催される。
(BANG Media International/よろず~ニュース)
