手がかからなくなりそして… 慌ただしい日々こそ愛おしい 保育士の言葉に共感の声 作者に聞く【漫画】

子育ての日々は慌ただしく、息つく暇もない時間の連続。思うように時間が取れず、つい子どもにきつく当たってしまうこともあるだろう。Instagramで日常漫画を描いている月光もりあさんが投稿した『心をうたれた保育士の言葉』では、そんな慌ただしい日常を考えさせられるエピソードを紹介し、大きな反響が寄せられている。

このエピソードは月光もりあさんの娘・エミリちゃんが年中さんだった頃、入園式で担任の先生が壇上で語った話だ。先生は自身が育児をしていた経験をもとに、毎日の慌ただしい日々に共感し、保護者に優しく語りかける。そしていまの慌ただしさが、やがて懐かしく愛おしい思い出になることを伝えるのだった。

また、スピーチの最後には「日々大変ですが少しでも優しく接してあげてください。今を大事にしてください。」と、保育士としてだけでなく母としての思いがこもった言葉を贈ったのだった。

この投稿に「あの頃大変だったけど1番楽しかったなって思う!」「ツラい大変だけで終わらせるのはもったいないですよね!」などの多くの共感の声が集まっている。同作について、作者の月光もりあさんに話を聞いた。

ーこのエピソードを漫画に描こうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

あの時先生の話をきいて、本当に心を動かされ、感銘をうけたからです。

ー月光さんはどういった部分が一番心に響いたのでしょうか。

今、幼稚園で幸せを感じてる部分に感動しました、こんな先生が担任で本当によかったと思いました。あとはいつか寂しいリビングになるんだなと、改めて今の日々を噛み締めて過ごそうと思えました。

ーこの入園式以降、保育士さんや先生から他にも印象に残っている言葉はありますか?

卒園してから17年も経った教え子が、成人式の帰りに先生を訪ねてきたことがあったそうです。その子のエピソードを先生は何個も覚えていて、「我が子同然に覚えてるんですよね~」とおっしゃっていて、とても感動しました。

ー最後に、いま子育てに追われている親御さんたちへ、先生の言葉に続くようなメッセージをお願いいたします。

頭では「今しかないから、優しくしよう」と分かっていても、実際はなかなかうまくいかないことも多いですよね。私もつい怒ってしまうことばかりです。でも、無理せず自分のペースでいいと思います。せっかくの短い育児期間なので、できる範囲で思いきり堪能したいと僕は思ってます。

(よろず~ニュース特約・カキMONO.1)

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