タレントのはるな愛がこのほど、東京・浅草で人力車に乗りながらトークを展開するというラジオ番組の収録に臨んだ。はるなは現地の人たちと交流し、自身も７月の誕生日を前に開催されるライブに向けて新たな試みを予告した。（文中敬称略）

　はるなは７月２日の午後８～９時に放送されるレインボータウンＦＭ（東京・江東区木場）の番組「水曜スペシャル」に出演。同番組のMCで「観光人力車　天下車屋」浅草店の店長でもある“車夫ＤＪ”関森ありさが引く人力車に、同番組アシスタントのグラビアアイドル「ぬん姉さん」と同乗し、「ラジオロケ」という形で浅草を回った。

　道中、漫画家・浜田ブリトニーが経営する「漫画ギャラリーCAFEオカオカ」や祭用品専門店「浅草中屋」などに立ち寄り、浜田の店で手製おにぎりを販売するタレント・黒井悠未からおにぎりを、中屋からは手ぬぐいをプレゼントされた。

　浅草とは縁があった。はるなは「７年ほど前、木馬館という劇場で大衆演劇『劇団九州男』の一座にゲストで出させていただき、座長の大川良太郎さんから、お芝居や歌の勉強をさせていただきました」と貴重な経験を明かした。

　思い出の地を人力車で駆けながら、はるなは「歴史のある建物や昔から残っている飲食店もありながら、近代的な東京スカイツリーが見えていて…という、東京でも独特な街ですよね。インバウンドのお客様もたくさん手を振ってくださって、ここは特別な場所だと思いました」と感想を語った。さらに、関森からバースデーソングを捧げられると、はるなは「人力車に乗って誕生日を歌で祝っていただくのは初めての経験。浅草でいろんな方たちに迎えいただいて思い出に残る一日になりました」と感謝した。

　そこへ、一陣の風が…。はるなは「あ～、気持ちいい、風が！人力車ってこういう風がいいね、暑くても。最高に気持ちいいです」と実感を込めた。

　53回目の誕生日となる７月21日を前にした同17日、東京・ラドンナ原宿でバースデーライブを開催する。

　はるなは「松田聖子さん、中森明菜さんといった私が影響を受けた大好きな歌手の方たちの歌を歌わせていただきますが、（これまでモノマネのレパートリーにしていた）松浦亜弥さんの曲『Yeah！めっちゃホリディ』を口パクではなく、今回のライブで初めて自分の声で歌います」と宣言。今後に向け「海外でもライブをやっていますので、私のベースである歌声でさらなる活躍をしていきたい」と車上で誓った。

　最後に、関森から「（今後）人力車をやって（引いて）みたいですか」と問われ、はるなは「乗る方でいいです」と即答して笑わせた。「（人力車を）担ぐ方はすごいと思いますから、（自分も）『やってみたい！』なんてノリはできないので、私はここに座って風をフワッと感じていたい。最高の景色でした」と締めくくった。

（デイリースポーツ/よろず～ニュース・北村 泰介）