インターネットリサーチの株式会社NEXERはこのほど、オーガニックファームたにぐちと共同で、普段からお米を買っている全国の男女778人を対象に「いつも買うお米」についてのアンケートを実施、結果を公表した。

　お米の購入について、65.6％が「いつも同じもの」ではないと回答。「安いものを買っているから（20代女性）」「気分によって変えている（20代女性）」「備蓄米を買うようになったから（40代男性）」「いろいろなお米の特徴を知ることで値段が高騰しても対応できるようにするため（40代男性）」といった理由が挙がった。

　お米を買う際に最も重視していることは、「価格」が51.7％と圧倒的だった。「高いから銘柄より値段で買うように最近はなった（20代女性）」「前は銘柄で選んでいたが、何でも価格高騰で少しでも出費を抑えたいので（30代女性）」「生活が苦しいから（30代女性）」など、お米をはじめとする昨今の物価高騰により、価格を重視して購入するほかなくなってしまったようだ。次いで「銘柄（19.2％）」「味（14.8％）」「産地（5.7％）」「無洗米かどうか（3.9％）」の順だった。

　購入場所では、74.6％と約4分の3が「スーパー」と回答。「ネット通販（7.8％）」「道の駅・直売所（3.4％）」「コンビニ（0.4％）」と続いた。日常的に利用でき、比較的価格の安いスーパーが人気だった。「ネット通販」では、運んでくれる手軽さや種類の豊富さを評価する声もあった。

（よろず～調査班【ライフ】）