N党・立花孝志氏「山尾しおり」氏応援!? 参院選比例で立候補目指す男性 国民民主の山尾志桜里氏と同じ通称

 政治団体・NHK党の立花孝志党首(57)が30日、国会内での定例会見で「山尾しおり」氏への応援を呼びかけた。7月の参院選に「山尾しおり」の通称で、国民民主党から全国比例で立候補予定の山尾(本名・菅野)志桜里元衆院議員(50)と同じ通称の男性だという。

 立花氏は「31歳の男性の方が山尾しおりさんというペンネームで出馬をしたいと。通称使用っていうのがおそらく正しい表現なんでしょうけど、アントニオ猪木さんとかが一番有名。いろんな人が通称使用をして(使用が)通ったり通らなかったりしている。最近で言うとAIメイヤー1号、2号、3号、4号…とか出てきて、あれが認められて選挙に出ていることに驚いてはいる。名前が本名がなくても、いい時代に変わってきているのかな…」と前置きした。

 男性の「山尾しおり」氏について、立花氏によると「言っていることが非常に合理的。国民民主党を応援している。そして国民民主党の党員でもある。しかしながら、山尾志桜里氏の比例代表での公認にどうしても納得ができないから、それに対して相討ち活動をせざるを得ないと。山尾(志桜里)さんにしっかりと弁明していただくなり、辞退をするなりの、いち有権者としての抗議活動。国民民主党に対しての期待の気持ちが強いからこそ、山尾志桜里さんのこれまで政治家としてやってこられたことが許せない」と思いを代弁した。

 28日にYouTubeを開設した男性の「山尾しおり」氏は「山尾しおりという名前で、政治家として活動を始めることにさせていただきました」と、経緯を説明した。山尾志桜里氏が過去の不倫疑惑や、許容できない政策を掲げているとして「今回比例はどいていただいて、安心して国民民主党に票を入れていただけるような状態がいいんじゃないかと僕は今でも思っている。山尾志桜里さんの順位を下げて、でも国民民主党に票を入れやすくする方法はないかと考えた時に、本名と違う『山尾しおり』さんと名乗っている。その方式に目をつけた。私が今、名乗っている政治家とのしての山尾しおりも本名ではありません」と主張した。

 「選挙管理委員会さんかどっかの最終的な判断が必要となってくるので、僕のこの活動が全く無意味っていうこともあるんですけれども、もし仮に通って、どっかの政党に『面白いじゃん』と評価していただいて(全国比例で)立候補することができれば、山尾志桜里さんの票を案分することで1%でも2%でも順位を下げることができるとすれば、国民民主党の票になってとしても、山尾志桜里さんが当選する確率が減ってますよという状態であれば、まっとうな野党を国会に送り出せる。僕自身が政治家として当選するつもりはありません」と強く訴えた。

 立花氏は、男性の「山尾しおり」氏から立候補の相談があったことを明かした。山尾志桜里氏が出馬会見を開いていないことに、疑問の声が集まっていることを指摘し「山尾(志桜里)さんに関しては、出てきてきちんと釈明、説明すればいい。出てきてくれるためには(男性の)山尾しおりさんを応援するのもありやなぁ…」と語った。

 N党は2022年の参院選全国比例で、れいわ新選組の山本太郎代表と同姓同名の「山本太郎」氏を擁立したことがある。

(よろず~ニュース編集部)

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